Suzuka Shinomiya

四宮スズカが現在メインとして制作している絵画シリーズ。コンセプトは作品によって異なるが、共通してこの世界の成り立ちや構造性、人間における認知や行動の在り方、人と人の関係性を考察し発見した事象（概念）を作品としている。 タイトルはそのコンセプトを記号の意味や視覚的な見かけによ...

塩によって描かせたペインティングシリーズ。塩、水、ニ色のアクリル絵の具を混ぜあわせ自然に浮かび上がる図像によって生み出される。 塩は溶けて絵具の色をはじく性質がある。塩が溶け、再び再結晶化するまでの足跡を浮かび上がらせることによって、この世の実態が「流れ」であるという四宮ス...

世界の実態を「流れ」だと思っている。事象よりも、事象それを繋げる現象のほうが本体であり、その動き・流れそのものが世界を形づくっている。その大きな流れが、あるひとところに淀みとして留まる時、物質や生命や個体というものが生じる。...

「流れ」について、大きな流れの中に小さな流れがあるという状態が見受けられる。その状態を絵具を用いて構成しようというシリーズ 「流れ」について解説している「flow」シリーズについてはこちらから読めます。 　We see a small flow within a...

「流れ」の中で起きる、構成関係が一度バラバラになりもう一度それらが集まって別なものになる再構成を顕したシリーズ。 「流れ」について解説している「flow」シリーズについてはこちらから読めます。 　The series suggest reconstruction as...

「flow」シリーズは「流れ」を表現する点と線の構成であるが、線を用いずとも流れを表現できると考えた。 点の羅列によって人間の脳に流れの構成を促すシリーズ。 「流れ」について解説している「flow」シリーズについてはこちらから読めます。 　The series that...

最初にこのシリーズを行うにあたり意識したのは「植物とも神経などの肉体組織的とも構造体とも絵具の形態ともつかぬものを作ろう」ということでした。 　構造的な「flow」に対し「gray shape」シリーズは具象的にある。 しかしそこにおける具象とは何かを示しているようでありな...